教育・啓蒙について
よりよいネット社会づくりのために、国や社会はどのような教育・啓蒙をしていくべきでしょうか?
ご自由にご意見をお書きください。
なお、投稿された記事には「賛成」「反対」を明示して返信できるようになっているので、記事はなるべく賛成と反対を表明しやすい体裁にしてください。
記事と返信
IDが 22 の記事と、それへの返信だけを表示しています。
22 | おばちゃんたちに理解してもらうには | 編集 削除 |
誰も書いていないんで、こっちに。
正直、あのおばちゃんたちに、インターネットについての危険を技術的側面から伝えるのは無理。
ただ、インターネットの安全云々は、要は、対人スキルの問題。
騙される人間は騙されるし、騙す人間は騙す。
そういう世界にいきなり突入するのがネットだから、
性善説で生活している人間は使っちゃダメ、てことを主張するべき。
だから、そういう幸せな世界で生活している人間がネットに接するとき、
まず、やってみるべきことは、「人を騙す」ていうことだと思います。
なんでもいいから、本当っぽい嘘を書いてある程度の人数を騙す。
これをやると、たいていの人は、「嘘を嘘と見抜ける云々」が体感できますから。
なので、いきなり、魑魅魍魎が渦巻くwネットに突入するより、
あえて自分が犯罪者ちっくなことをして、彼らの心理の一部を知っておく、
ていうのが必要なんじゃないでしょうかね。
なんか、善意の人しかいない、と信じている人が多すぎでびっくりです。 by Re, 2006/12/10 0:17:14 |
返信 | |
なかなか極端な意見ですね。
人を騙すことによってしかネットを利用するスキルって身につかないんでしょうか。
なんかそれって悲しいですよね。
Reさんのおっしゃるとおりインターネットの安全問題はインターネット外の外界との接触における安全問題と重なる部分があると思います。
違う部分は、技術的な部分の知識の問題じゃないでしょうか。
ウイルスメールは開けるだけで感染するとか、フィッシング詐欺ってどういうものなのかとかそういうことを知らないと思わぬ被害に巻き込まれてしまうと思うのです。
それなら、一般的に通じるコミュニケーション能力+インターネットの基本的な知識
が安全にネットを利用する必要十分条件ではないでしょうか。
ここでいう一般的なコミュニケーション能力って「人を騙す」とかが必要な特殊なものではなくて
ごくごく一般的なリテラシーだと僕は思います。 by パピー, 2006/12/10 3:00:18 編集 削除 「騙す」ていうのを体験したほうがいい、ていうのは単なる例ですけどね。
あまりにも、周りの人はいい人、となぜか信じている人が多すぎなのが気になって。
フィッシングやら、ウィルスとか、技術的な問題というよりも、
「情報システム部のものですが、あなたのマシンがウィルスに感染しているという報告を
受けました。申し訳ありませんが、メンテナンスのため、マシンのパスワードを
今から言うものに変更していただけないでしょうか?」
に対処できるか否か、という問題以前のレベルでしょ。
だから、まずは、詐欺対策になると思いますけどね。
まず、上記内容が嘘である、と見破るための知識を得るためにどうすればいいか、
を考えることが必要でしょ。
基本的にセキュリティってどうやって破ろうかなぁ、と想像するところから始まりますから。
防犯だって、こうやれば鍵の意味がなくなるよなぁ、とか、ガラスの割り方はこうすればいいよなぁ、とか
考えることから対策が始まるわけで、そういう想像が出来ない状態では、何も手が打てないと思いますけどね。
多分、セキュリティに対する考え方の差異なんでしょうね。
なんか番組では「お上」にやってもらおう、と丸投げにして、自分の責任を放棄する姿が目立ちましたけど。
他人まかせじゃどうしようもないのがインターネットですよ。自分を守るのは、自分。
その原則はこれからも変わらないと思いますよ。 by Re, 2006/12/10 12:48:43 編集 削除 フィッシング、ウイルスの技術的な知識というのが専門的なものと誤解されているような気がしたのですが、Reさんが例に挙げているようなパスワード漏洩の手法をもいちられた場合に
基本的な単語が理解できないと常識の適用ができないという意味でこの言葉を用いました。
例えば、ウイルスってなにか分からなかったら「マシンにウイルスが」といわれても
意味が分からないと思いますが、逆にこういう単語を知っていれば
なにもインターネットに関して
特別に必要なリテラシーとはそんなにあるのかなと思ったということです。
下記の例も結局のところ振り込め詐欺と基本的な概念は一緒だと思いますし。
一つ思ったのは人が持つリテラシーのレベルに対する認識の違いがあると思います。
Reさんはきっとそういう日常レベルの常識で判断できる詐欺行為に対しても
見破られない人が多いのが問題だと考えているのではないでしょうか?
たしかにオレオレ詐欺等が蔓延するのはそういう人がある一定以上存在するからなのでしょうが、僕は今回ネットにおける教育啓蒙問題として如何にするかという話で基本的な常識は兼ね備えているという前提で考えていたので
少しずれを感じました。 by パピー, 2006/12/10 17:33:11 編集 削除 >Reさんはきっとそういう日常レベルの常識で判断できる詐欺行為に対しても
>見破られない人が多いのが問題だと考えているのではないでしょうか?
そうですね。
番組の最後に、近所の人と会話してそれで得た情報のほうを信じます、とか出てきてびっくりしましたよ。
そりゃ、ネットでの情報を信用するより、隣の奥さんの情報を信じるほうが安全でしょうけど、
隣の奥さん=無条件に信用する、みたいな状態は危険ですよ。
こんな態度だと、昔の取り付け騒ぎみたいな、デマに流される人間です、と宣言しているようなもんでしょ。
基本的に、他人を信用できない世界、というのがネットワークの世界なわけですよ。
隣の人だから信用できる、ていう世界ではない。技術的にも、空気的にも。
上記内容を理論的でも、体験的でも、理解できていなければならないと思いますよ。
だから、技術的知識以前の問題をはらんでいると主張しています。 by Re, 2006/12/10 21:07:17 編集 削除 なるほど。どのようなことを言いたいのか大体分かったような気がします。
前述したとおり、そのようなネットに限らない基本的な常識の欠如がネットに限らない
広い意味での詐欺の所以になっているのはそのとおりだと思います。
それが無い中でネット独特の知識を得たところで詐欺に引っかかってしまうであろう
というのもその通りだと思います。
この掲示板で話すのは、ネットに関係なく基本的な詐欺に引っかからないために必要な
リテラシーを得るのに必要なことは何かということではなく
ネットの世界を十分に理解していないため、日常世界の常識が通用しないことに対する
危険性の回避をいかにして身に着けることだと僕が思っていたので
話がずれてしまったのだと思います。
なので「人を騙す」という方法に関してはともかく
もっと多くの人が広く詐欺行為に対する抗体を得る必要があるということには賛成です。
by パピー, 2006/12/11 1:58:00 編集 削除
おおもとの投稿に賛成の返信は緑、反対の返信は赤で表示しています。 |
記事の一覧に戻る