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田中 実先生の紹介
ページ先頭へ↑| 田中 実（たなか みのる） 基礎生物学研究所助教授 専門分野：発生生物学 研究内容：生殖細胞の分化機構 |
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略歴
ページ先頭へ↑| 名古屋大学理学研究科修了（植物葉緑体のゲノム転写解析） | |
| 基礎生物学研究所 | |
| ノースウエスタン大学 | |
| 北海道大学大学院理学研究科 | |
| 基礎生物学研究所生殖遺伝学研究室 助教授 | |
| 現在に至る |
講演内容
ページ先頭へ↑「蛍光ラベル法で見た生物の発生過程」
キーワード
ページ先頭へ↑胚形成、分化、４Ｄ・バイオイメージング技術、生殖細胞、葉状仮足、遺伝子導入、ケモカイン、ＲＮＡ翻訳制御機構、細胞運動。
研究活動
ページ先頭へ↑雌雄(性)の違いをつくりだすメカニズムに関心を持つ。
生体分子(遺伝子・蛋白質など)や細胞を生きた身体の中で見えるようにし、その挙動・構造から性を作り出すメカニズムを研究している。一方で，性転換するメダカ(図)や生殖腺(卵巣・精巣)がおかしくなるメダカからその原因となる新たな遺伝子をつきとめることも行なっている。
生きた身体全体のなかでの性差の構築とその意味を分子・細胞レベルで解明していきたい。「見る」解析方法を新たに作り上げることで，今までは判らなかった新しい構造・動き・細胞が見え，そこから生体分子の新しい機能も研究できるようになってきた。大学院生の受託研究制度もあり，研究に関心のある大学院生・研究生募集中。
参考文献
ページ先頭へ↑「メダカの細胞ひとつひとつを光らせて生殖腺形成機構を解明する」化学と生物(2003)41, 278-280.
「遺伝子機能解析のためのポストゲノム実験動物メダカ」生物物理（2003）43, 93-96.
「RNA 翻訳制御による生殖細胞形成：メダカを中心に」細胞工学（2003）22, 1073-1076.
Establishment of medaka transgenic lines with the expression of green fluorescent protein fluorescence exclusively in germ cells. Proc. Natl. Acad. Sci. USA (2001) 98, 2544-2549.
Time-lapse analysis reveals different modes of primordial germ cell migration in medaka (Oryzias latipes) Devlop. Growth Differ. (2006) in press.
リンク
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