第44回日本人工臓器学会大会は無事閉幕しました。立花隆が登壇した自由討論会も活発な議論が行われました。今後SCIではその様子を配信してまいります。ご期待ください。
第44回 日本人工臓器学会大会
サイボーグ技術は医療での新たな活路となっています。NHKのサイボーグ技術番組でもDBS治療や機械眼の開発が紹介されていました。その他にもわれわれに人工物を導入することによって今まで治癒困難だった患者を救うための研究が進められています。
日本人工臓器学会は人工臓器による新たな治療の研究、臨床応用を目指して精力的に活動している学会です。そちらで今年の終わりに開催される第44回人工臓器学会大会に立花隆が講演者として招かれることになりました。その背景には会員の中でサイボーグ技術を取り上げたNHK番組の反響が大きかったことがあげられます。サイボーグ技術が医療にどんな利益をもたらし、一方そこにはいかなる倫理的な問題をはらむのかを講演する予定です。
そのためSCIでは大会当日までに人工臓器医療に関する討論の場を掲示板の形で設ける予定です。そちらでの議論を受けて大会当日での講演も進めていくことのなります。完成までしばらくお待ちください。
立花隆による呼びかけ
こちらは立花隆が人工臓器学会の会員の皆さまに向けて書いたメッセージです。学会大会参加への思い、サイボーボーグ技術の取材で得た資料の中で会員の方に参照して欲しいものの紹介、また学会当日までにすべきことなどが含まれています。
一般用掲示板
第44会人工臓器学会大会のOfficalページには学会員専用の掲示板が設けられています。これは大会3日目に行われる自由討論会「マン・マシーン融合による生体新機能」(詳細)に向けて事前に問題点を提起し議論を行い、その議論の延長上に当日の討論会を開催するという意図で設けられました。
一方、SCIでは一般用の掲示板を設けて人工臓器に関する一般の方の意見、疑問を出して議論を進めていきたいと考えています。
人工臓器治療は私達、一般人の意見、要望が欠落しては理想的とは言えません。人工臓器治療のあるべき未来のためにもぜひご意見をお寄せください。
大会情報
会長 | 野一色 泰晴 (横浜市立大学大学院医学研究科人工臓器科学) |
会期 | 2006年 10/31(火)〜11/2(木) |
会場 | パシフィコ横浜 会議センター 220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1 tel:045-221-2155 |
事務局 | 236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦三丁目九番地 横浜市立大学大学院医学研究科人工臓器科学 tel:045-787-2782 fax:045-787-2975 jsao2006@convetion.co.jp |
なお、詳しい情報は第44回人工臓器学会大会または人工臓器学会のページでご確認ください。
準備中