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日本における科学技術政策決定システム

科学技術・学術審議会について

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 科学技術・学術審議会の説明に入りたいと思います。配布資料の25ページをご覧ください。

 いくつかある分科会の中でも重要なのが研究計画・評価分科会と学術分科会のふたつであります。

 このふたつの分科会の違いとしては、前者が分野別に分かれているのに対して(科学技術振興調整費審査部会と研究評価部会を除く)、後者は分野別に別れていない点が挙げられます。

日本学術振興会について

 そして最後に、私も所属する学術振興会の説明に入りたいと思います。

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 配布資料の26ページをご覧ください。まず理事長。次に役員会があり、そして学術システム研究センターがございます。そしてその他のものとして各種委員会があり、たとえば大学の先生方を審査委員にお願いして申請書を審査してもらうのが科学研究費委員会であります。

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 で、日本学術振興会の業務運営の原則ですが、配布資料の27ページをご覧ください。

 学術振興会の原則には三つありまして、それはボトムアップ、応募実勢尊重、そして合議主義であります。

 まず応募実勢尊重についてですが、これはつまり評価する際に学術振興会の方で「この分野は重要だ」と最初から決めてかからない、ということです。

 次にボトムアップと合議主義について。学術振興会では研究者の自由な発想や学界からの声、要望を尊重するボトムアップ主義と研究者の専門的議論を基本とする合議主義を掲げているわけであります。

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 最後に、学術システム研究センターの役割についてですが、配布資料の28ページをご覧ください。

 主な役割というのは五つほどありまして、それぞれ学術研究支援システムの研究、学術研究支援システムの開発・改善、JSPSの諸事業の審査・評価委員の選考、JSPSの諸事業の審査・評価委員の評価、そして一番重要な研究現場(大学等)と文部科学省・JSPSとのインターフェースであります。

 というわけでありまして、大変まとまりのない話ではありましたけれども、私の話はこれで終りにしたいと思います。

 ご清聴、ありがとうございました。(会場拍手)

講演全容:◆終◆

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