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不気味の谷

森政弘(1927〜)は現在東工大名誉教授。ロボット工学の分野で活躍。1970年に「不気味の谷」を提唱。

人がロボットや人ならざるものを見るときに抱く感情(違和感の度合い)を縦軸にとり、対象がどれだけ人に似ているかを横軸にとってグラフにする。そのとき、ある程度人間に似た姿のロボットと人間と見分けがつかなくなるロボットとの間に現れる「谷」(大きく親近感が落ち込む部分)のことを「不気味の谷」と呼ぶ。ロボットの姿が機械から人間に近づくにつれより親近感がわくようになるが、それはある時点で突然強い嫌悪感に変わる。そして、人間と見分けがつかなくなると再び親近感に転じるのである。「不気味の谷」の原因は、人形が人間に近づけば近づくほど些細な違いが気になり、不自然に感じるから、あるいはそれが死体や神経病を思わせるからとも言われている。

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