Gordon Hisashi Sato博士講演録
Gordon H. Sato博士 ―― 彼は成長因子研究に不可欠である無血清培養法を確立し、ノーベル賞候補とも言われた研究者だった。しかし、彼は研究を引退し、エリトリアの村人達を助けようとマンザナールプロジェクトを立ち上げる。それは、年間降雨雨量20mm以下、気温は50度を越す不毛の土地にマングローブ林を作るプロジェクトだ。今回、Sato博士がブループラネット賞を受賞するにあたって来日なさった際に行われた、東京大学での講演会を取材した。
概要
当日の様子
今回、私はこの講座を主催している松田良一助教授に「素晴らしい先生の講演がある」と声をかけていただいて出席することにした。
30分前に会場の教室に到着してみると...
Gordon Hisashi Sato博士について
Sato博士は日系アメリカ人3世で容貌は日本人と変わりないが、1927年にロサンジェルスで生まれ、そこで育ったため...
ビデオ鑑賞
松田先生によってSato博士が紹介された後、博士とマンザナール・プロジェクトについてのビデオが上映された。ビデオは、マンザナール・プロジェクトの舞台となったエリトリアの紹介から始まった...
- エリトリアとSato博士の関わり
- マンザナール・プロジェクトの名前の由来
- マンザナール・プロジェクト
- 村人の声
講義(1)
- 肥料の袋にあける穴の数の実験
- マングローブの経済的価値
- マングローブ植林技術の改善点
- 遊牧民の家畜による被害
- その他の問題
講義(2)
- 世界の貧困問題について
- 地球温暖化について
- 日本の食料自給率について
- 若者へのメッセージ
文責:平山 佳代子
準備中