SCImates α2は機能を停止しています。

2章 脳は機械に合わせて進化する

神経インターフェースとは(人工内耳、ロボットアーム)

現在、神経に直接電極をつないで情報をやりとりする神経インターフェースの研究が行われており、その成果のひとつとして挙げられるのが人工内耳です。人工内耳の聴覚から言葉を聞き取る少年が番組にも出てきましたね。これは聴神経を刺激して聴覚をつくるものであり、同様に触覚を司る神経を刺激すれば、触覚がうまれます。また、網膜を電気刺激して視覚をうみだす研究もあります。

逆に、取り出した神経の信号に応じて機械を動かす研究もあります(ただし、番組に出てきた義手は、神経に電極をつないで計測しているわけではありません)。しかしながら現在では、一度に刺激できる神経細胞の数が限られていて、人間の器官がつくる感覚を完全に再現することはできません。それでも、ある程度似ていれば、人工の感覚でも脳は解釈します。

番組関係リンク

関連事項リンク

人工内耳

ロボットアーム

このページに寄せられたコメントとトラックバック

*コメント*トラックバック

準備中

寄せられたトラックバックはありません。

このページについて