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磁気閉じ込め核融合

磁気閉じ込め核融合の方法

磁場の作り方には主に二つの方法があり、それぞれトカマク方式、ヘリカル方式と呼ばれています。乱暴な言い方をしてしまえば、比較的単純な構造の空間にプラズマを封入し、さらに工夫を重ねて閉じ込めるのがトカマク方式、ちょっと作るのが難しい構造の空間にプラズマを封入してその構造だけで閉じ込めを実現するのがヘリカル方式です。


図.1 ITERとLHDの比較
ITER資料提供: 核融合科学研究所

研究が先行していたトカマク方式では、現在、国際的な協力・分業体制のもとでITER(国際熱核融合実験炉)の建設が進められています。

一方のヘリカル方式では、日本の核融合研究所が世界で最大の試験機LHD(Large Helical Device, 大型ヘリカル装置)を一台保有しており、そこでさまざまな実験と改良が行われています。その意義と研究の概要については、山田弘司さんが、第二部「一億度のプラズマを閉じ込める」で講演されることと思います。

LHDには稼働状況を配信している専用のWebサイトがあり、詳しい情報を見ることができます。

ちょっと一息

記事を書いている側が息切れしました。お粗末さまです。

ここまででとくに分からないことがあったらinfo@sci.gr.jpまで送ってみてください。できる範囲でさらに解説してみます。

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