森川研究室取材
秋葉原の駅前には、2005年3月、突然登場した巨大ビル、秋葉原ダイビルがある。2006年10月19日、我々ゼミ生はこのダイビル内にある東京大学森川研究室の秋葉原ユビキタス実証実験スペースを訪れた。ここで行われる公開見学に参加するためである。
森川研究室では、将来のネットワーク社会に向けて、その基盤となる技術を構築することを中心に、多岐にわたる研究が行われている。今回の公開見学では、その研究の一部のデモンストレーションを行っていただいた。以下はそのデモの取材記事である。
- (1)【地震モニタリング】
- (2)【ソーラービスケット】
- (3)【MAGIC-Surfaces】
- (4)【TinyObjシステム】
- (5)【ライフログ簡単登録サービス】
- (6)【顔画像認証】
- (7)【ANTH】
- (8)【Home Navigator】
おわりに
今回の公開見学を通して、将来のネットワーク社会の様々な有り様を想起させられた。小さなデバイスを持って歩き回るだけで得たい情報を見つけられるBuoy、ユーザーの次の行動を履歴から予測して、自動的に確率の高いサービスを推薦するSynapse、いずれも私が今まで想像もしなかったようなシステムだ。もちろんまだ実用化には課題はある。最大の問題は、やはり多大なバッテリー消費をどうするかということのようだ。しかしこのような問題が解決され、実用化されたなら、きっと我々の将来はさらに便利で楽しいものになることだろう。そんな日がやって来るのが、今からとても楽しみである。
最後に、今回の取材では、事前の連絡や当日の説明をしていただいた川西さんをはじめ、デモを説明してくださった研究室、企業の皆様に、大変お世話になりました。心から感謝いたします。
立花ゼミ一同
準備中