この特集について
脳関係の治療の研究として始まった神経科学ですが、現在は脳疾患の治療だけでなく、嘘発見器や健康な人の脳の操作まで可能になりつつあり、倫理面での影響が懸念されています。
そのため法的規制も考えられ始めてはいますが、そこにもやはり問題があります。
これらの問題をテーマに、精神倫理を専門とするスタンフォード大学のハンク・グリーリー教授と立花隆が対談しました。これはそのときの記録です。
第1回
- 悪用される可能性のある神経科学
- 困難な問題をもたらす分野1:「予測」
- 困難な問題をもたらす分野2:「正確無比な嘘発見器」
- 困難な問題をもたらす分野3:健康な人を「改良」する
第2回
- 悪用の例:脳の操作
- 悪用の例:心の操作
- 悪用の例:軍事利用
- 歯止めをかけることはできるのか
- 規制は必要か
第3回
- 能力の強化
- 倫理の基本法則
- 人間の再定義
準備中